設計業務は多岐にわたる
一般建築（主に鉄骨造）の設計を担当しています。事務所や商業施設、教育施設から工場・物流施設まで、幅広い用途の建築物の設計を行います。業務内容としては、設計図書の作成、各種申請対応、行政協議、提案資料の作成、設計監理など多岐にわたり、定例会議をベースとしたお客様との合意形成を核に、設計業務を進めていきます。近年では大規模な物流施設に数多く取り組んでおり、数万㎡～数十万㎡の物件が複数件進行中です。その他にも、若手社員がベースとなって、日々の業務内容の発表や意見交換を行う勉強会も開催しています。
設計業務と実際の建築は一続き
初めて実施設計に関わった大型物流施設の経験が印象に残っています。約9か月間、基本設計開始から実施設計完了までひと通りの設計業務に関わりました。当時はわからないことも多く、日々の業務に忙殺されてしまい、自分が行った業務が実際の建築とどう繋がるのかイメージできないまま取り組んでいました。その後現場を訪れた際、足場が取れて建物の姿が現れており、設計で積み上げてきたものが形となっていることを実感しました。日々の業務は小さなことの積み重ねですが、その結果が実際の建築物として立ち現れる瞬間は大きなやりがいだと思います。
建築を根本から考える仕事
昔から建築物を見ることが好きで、いつかは建築物を建てる側の人間になりたいと考えていました。大学・大学院で建築を学んでいくうちに自分の興味を惹いたのが、建築を根本から考える設計という職業でした。矢作建設工業のことは就職活動中に知り、地元の建築に携わることができる点に加え、様々な種類の建築物件に携わることができる点を魅力に感じ、入社を決めました。
目標は設計業務を
引っ張る責任者になること
実務に携わる中で、設計者の業務範囲の広さを日々実感しています。作図のような作業的業務から行政折衝、検図や法令確認といった専門知識を要する業務、デザイン提案やプラン検討等の独創的な業務まで、取り組む業務は多岐にわたります。1日の中でも何度も頭を切り替える必要があるため、適度にコーヒーブレイクや同僚と雑談するなどしてリフレッシュしています。将来は設計業務のすべてを把握し、物件の主担当者として設計を引っ張る人材となることが目標です。
上司の指導のもと、BIMを用いた鉄骨物件の概算資料作成に携わる。建物ボリュームの計画を通じて、設計の基礎を学ぶ。
物流施設の実施設計を担当。図面作成や各種申請手続き、協力・外注業者との折衝を通じ、多様な設計実務を経験する。
計画段階の物件から施工中の物件まで、様々な段階の設計業務に携わる。プラン検討から確認申請、内装提案まで幅広い業務に取り組む。
日々業務を進めていく中で、多くの疑問や未知の事柄が発生します。中には答えがないものもありますが、時間が許す限り自分で調べるか、周りの先輩・上司に聞くなどして自分の中で納得して仕事を進めるよう心掛けています。解決せずとも仕事が進む場合もありますが、自分の成長につながらないと考え、妥協せずに取り組んでいます。
