図面や現場で設備の安全性をチェック 図面や現場で
設備の安全性をチェック
建築現場では主に電気、衛生、空調設備の施工管理を行っています。建物を建設する為に重要な設備の品質や安全、工程、コスト管理を行っていくことが私の業務内容です。協力会社の施工方法が法令や基準に準拠しているか、工事内容が安全で事故が起きないような施工方法であるかなどのチェックや管理を、現場で協力会社の方々と一緒に確認しています。また、現場だけではなく実際に工事するための施工図や、納入仕様書、施工要領書などで確認するのも業務内容の１つです。
厳しい条件をクリアしたことで得た達成感 厳しい工期をクリアしたことで
得た達成感
初めて設備施工の主担当として従事したマンション工事は今でも覚えています。敷地が狭く人通りの多い地域だったのですが、設置する機器も多く順序を間違えてしまうと工期が間に合わなくなってしまうような現場でした。設置する順序の検証や建築との取り合いの検討、道路を通行止めにして夜間工事で搬入を計画するなど、建築の職員や協力会社の方々と何度も相談を重ねながら進めていきました。無事工期内に敷地内に全て機器が納まり、設置機器が動いた時は、ほっとした気持ちと達成感を得たのを覚えています。
設備というのは暮らしに直接的に関わる分野であり、どんなデザインに優れた建物であっても水、電気、ガスなど設備が無ければ建物として成り立たず人々が生きていくことができません。そんな人々の暮らしを快適により良く暮らせる手助けをできるような仕事がしたいと思い、この職種を選びました。矢作建設工業を選んだのは、地元の愛知県で活躍している企業なので、地元に貢献できるチャンスだと思ったからです。
竣工した際に、協力会社の方々やお客様から「また、一緒に仕事をしたい」と言ってもらえることがこの現場を頑張ってよかったと思える瞬間です。また、自分に設備施工担当をしてもらいたいと思ってもらえるように日々頑張っています。そのためにも、電気、空調、衛生の分野全てにおいて、お客様のニーズに応えられるような設備施工担当が目標です。また、当社と協力会社の方々が「働きやすい」と思って貰えるような現場づくりをしていきたいと思っています。
自社マンション物件を上司の補佐として担当し、設備施工担当としての業務の流れを学ぶ。
RC造物件を中心に、主担当として取り組む。
主任昇進。
RC造の他、S造物件にも挑戦。
新入社員の教育・指導にも取り組む。
当たり前のことですが、１人で建築物を建てることはできません。日々の業務では設備関係の協力会社さんだけではなく様々な分野の協力会社さんともコミュニケーションを多くとるように心がけています。また、設備は構造、建築、デザイン等、全ての分野に関係していきますのでどんな分野の内容も興味をもって業務に取り組むようにしています。例えばエアコンの吹出し口の設置位置でも、見栄えや色を天井の仕上げ色に合わせるといった配慮を行うように、どんな内容でも設備に関わるかもと思いながら業務に取り組んでいます。
